いま住んでいるロードアイランド州の異例の判決を利用した論文。
研究関連
NEUDC 2014
東海岸の大学でホストを持ち回りする開発経済の学会、NEUDC。 今年はボストン大学で開催されるようです。
Resilience 2014
私の指導教官がフランスで開催されるReslience 2014という学会で、天候保険に関する私との共同研究について発表します。まだ検討を要する箇所が多いので、どのようなコメントを頂けるか楽しみです。
abstractはここで見れます。
開発経済学のデータソース
Memo (Applied Economics Analysis)
コースワークの中で唯一の癒し科目、Applied Economics Analysis. 前半はAnna Aizerが担当。彼女のの授業は、labor, health, crime, political economyといった実証論文を網羅的に紹介していくのだが、取り上げる論文のほとんどがjob market paperでその後top journalに出版され、literature のなかで影響力を持っている論文である。おそらく、良い模範となる論文を読んで、自分のJMPの参考にしてほしいという願いがこめられているのだろう。
忘れないうちに、以下をメモ。
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Did Highways Cause Suburbanization? by Nathaniel Baum-Snow
IV regression (using a past construction plan as an IV for the actual construction of highways) with a small sample
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Political Dynasties by Ernesto Dal Bó et. al.
examined the persistence of political elites (日本でいうと2世議員の分析) by fuzzy RDD
サーベイ論文集
Annual Review of Economics
Dell, Melissa; Jones, Benjamin F. and Olken, Benjamin A.: “What Do We Learn from the Weather? The New Climate-Economy Literature,” Journal of Economic Literature, forthcoming.
Working paper Version とAppendix.
研究の作法
Douglas Almond (2006)/ 集計的ショック/fetal hypothesis
Vol. 114, No. 4, pp. 672-712.
著者のJMPのようで、いまはBrown にいるKen Chay の学生だったらしい。Introに出てくる図1はテーマが一目で分かりかつ効果も明白なので非常に美しいが、これはKen Chayのアドバイスによるらしい。たしかにIntroで図を載せた論文は、あまり見たことがない。
テーマはタイトル通りなのだが、集計的ショックを分析する際のお手本になると思うので、メモとして残しておく。
twin dataを使って、出生時体重とmortalityなどのoutocome(ただしshort-run)のcausalityを研究したDouglas AlmondとKen Chayらの論文 もメモ。
出生時体重がその後のoutcomeに与える影響のmechanismは、どういう説明になるのか気になる。
[追記]
放射能の影響の測定に関する論文 ”Chernobyl’s Subclinical Legacy: Prenatal Exposure to Radioactive Fallout and School Outcomes in Sweden”
もあるようだ。 安田先生のブログ内のエントリー & エントリーも大変参考になる